数年前から話題になっているNFTとは何かをご存じでしょうか?
テレビでもよく聞きますよね。
芸能人が自分のブランドをNFT化して販売したという話もよく聞きます。
まだまだ名前だけは聞いた事があるけど、よく分からないという人が多いはずです。
今後普及していく物なので、この機会に知っておくといいですよ。
NFTとは「Non-Fungible Token」の略で、日本語で非代替性トークンと呼ばれています。
もう既に普段使わない言葉が出てきてますし、日本語にしても意味が分かりません。
分からなくても大丈夫なので、この記事を読めばだいたい分かるようになります。
パソコンやスマホで扱うデジタルデータ(画像、音楽など)をNFT化(NFTにする事)によって価値が生まれて、売る事が出来ます。
また、買う事も可能です。
お金を稼ぐ事にもつながります。
・NFT化とは何か?
・NFTはなぜ価値があるのか?
・NFTは稼げるの?
上記の事を初心者でも分かるように解説していきますね。
難しい仕組みや説明は省くので初心者でも分かりやすくしています。
NFTとは何なの?価値があって誰でも作れるのか?
NFTとは冒頭でも説明した通り日本語にすれば「非代替性トークン」という意味になります。
「替わりがきかない1点しかない物」という事です。
ここでいう「物」というのは服、車、時計、化粧品、カバンなどのような物理的な物ではありません。
デジタルデータの事です。
つまりパソコンやスマホの中にあるデータの事になります。
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- 【NFT化できるデジタルデータの例】
- 画像
- 音楽
- 動画
- SNSのアバターが着るファッション
- ゲームのキャラやアイテム
- 仮想空間メタバースの土地など
物理的なもので価値がある1点ものとしては色々とあります。
例えば引退する有名な野球選手が最後に放ったホームランボール。
これって凄く価値がありますよね?
同じ形の野球ボールは腐る程ありますし、混ぜてしまえば分からなくなるくらい一緒の形状です。
価値があるのは「引退する有名な野球選手が最後に放ったホームランボール」という部分です。
売れば高値で売れます。
ホームランボールを取った時の写真があれば証拠になります。
同じボールなのに価値がある1点物です。
形が全く一緒でも他のボールじゃダメですよね。
非代替性、つまり替わりがきかないという事です。
NFTというのはデジタルデータの価値がある1点物の事です。
先ほどの例をデジタルデータに置き換えましょう。
音楽や動画です。
今はパソコンを使えば簡単にコピーが出来てしまいます。
オリジナルデータなんて無いに等しいですよね。
自分が持っているデータをNFT化する事によって、「あなたが作った」という証拠。つまり価値がデータ内に残ります。
作成者、保有者、取引履歴が明確に出来ます。
しかも改ざんは不可能なのです。
その後に、どれだけ複製されても、NFTに興味がある人がみれば、大元の作成者は「あなた」という元のデータは分かりますし、複製された物があれば、簡単にバレてしまいます。
難しい話は省きますが仮想通貨のブロックチェーンという仕組みで分かるようになっています。
更に、そのNFT化されたデータが転売されていっても、大元のあなたに転売額の何割かが収益として入ります。
この仕組みは凄いですよね。
その後に絵画が転売されても、大元の画家にはお金が入りません。
また、転売されていく内に、精巧に描かれた偽物が出てくる可能性もあるわけです。
しかし、NFT化されたデジタルデータは転売される度に画家にお金が入ります。
また偽物かどうかもすぐに判別が可能なのです。
この仕組みがあるためNFT化するという事が話題になっています。
しかもNFT化はとても簡単に誰でも無料で出来ます。
絵の才能、音楽の才能が無くても大丈夫です。
ちなみにこの画像の絵は小学生が描いてNFT化しました。
100万円以上で売れました。
下の正体不明な絵。
NFT化して出品したら140万円で売れています。
もう意味不明ですよね。
普通に子供の落書きのような絵が100万円どころか億単位の高額で何度も購入されています。
もちろんNFTは日本だけでなく世界に向けて出品しています。
世界中の人の中には変わり者でもいるのかなと思ってしまいますよね。
こちらはインドネシアの22歳の学生ですが、5年間ずっと自撮り写真をしていたみたいで、その写真をNFT化して出品したら数日で100万ドルになり、約1億円以上も稼ぎました。
Uploading my photo into nft lolhttps://t.co/E3Q4sBmN26#NFT #opensea pic.twitter.com/rD51rdcpzp
— Ghozali (@Ghozali_Ghozalu) January 10, 2022
なぜデジタルデータに価値が付いて高額で売れるのか?
なぜデジタルデータに価値が付いて高値で売れるのでしょうか?
先程の子供の絵もコピーしてプリントアウトして飾れば無料ですよね?
それほど「小学生の子供が描いた大元のデータ」という部分に価値があるのでしょうか?
音楽も動画も誰が作ろうが、編集しようが、コピーすれば大元も複製も全く同じ品質で楽しめます。
だからこそ高値で購入する人のメリットが分からないという人が多いです。
もちろん私もですけど。
彼らは既にすべてを持っています。
お金、富、名誉です。
物欲は全て満たされています。
豪邸に住み、ブランドの服、高級車、高級絵画、自家用ジェットなどの全てを手に入れています。
そんな彼らが次に目を付けたのがNFTというデジタルデータの価値です。
「大元の著作者の価値が付いたデータを持っている」という事がステータスになっています。
つまりは、NFTは裕福層の金持ちアピールなのです。
分かりやすく言えば、日本人でもヴィトンのカバンやエルメスの靴などを身に付けている人がいます。
カバンなんて物が入ればいいですし、靴も履きやすければいいです。
ヴィトンやエルメスに似ている物でもいいわけです。
でも身に付けている人はヴィトン、エルメスというブランドを身に付けているという事がステータスなのです。
カバンが使いづらくても、靴が履きずらかったとしてもブランドに価値を見出して身に付けています。
これに近い事がNFTで起きています。
海外でブームになっている事は数年後に遅れて日本でもブームになるのが定説です。
既に日本人でも何人もの人がNFTを出品していますし高値で購入されたりもしています。
インスタやTikTokが流行しているようにNFTもどんどん広まっていく所です。
今の内にNFTについて関心を持つ事が大事かなと思います。
NFTでどのように稼げるのか?
NFTは自身でアートや音楽などを作成してNFT化が可能です。
それを出品して売る事で稼げます。
またNFTゲームというものがたくさんあります。
そのゲームで手に入れたアイテムやキャラクターを出品する事が出来るので、その方法で稼げます。
また二次売買と言って、現在出品されているNFT商品を購入して、値段が上がったら売るという株式投資、仮想通貨投資のような稼ぎ方もあります。
日本で仮想通貨業界のインフルエンサーのイケハヤ氏が作ったNFTに「Crypto Ninja」があります。
2022年5月に出品されました。
各キャラが0.001ETHで約250円程でした。
ETHは仮想通貨のイーサリアムの事。
当時は1ETHが約40万円です。
その年の11月には約3ETHとなっていて1000倍の値段になっています。
5月に購入して11月に売ったら億を超える利益を得る事も出来ました。
今は0.1ETHまで下がってますが、それでも当初の100倍の値段で推移しています。
NFTはまだまだ、これからの分野ですね。
今はチャットGPTなどのAIが話題です。
画像も簡単にAIで作成できます。
それによって、その画像をNFT化して出品する事も出来るわけです。
先ほどから出品、取引の話を出していますが、どこで出品したり売買するのでしょうか?
それは世界一の規模を誇るNFTマーケットのOpenSea(オープンシー)です。
OpenSeaは無料で登録できます。
登録すれば出品や取引が可能です。
別の記事で解説します。
出品したり取引をしたりする時には少し手数料もかかります。
難しそうに思えますが、とても簡単です。
また、手数料は日本円で払うのではなくて仮想通貨のETH(イーサリアム)が必要です。
イーサリアムはコインチェックで簡単に買えます。
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